なつにつ記

過去と今を自由に飛びまわる私記/エッセイ。 レトロでファニーでちょっぴり不器用なくらし。 食いしん坊。 短編小説だと思って、お暇な時にぜひに。

1に慣れ。2に人と比べないこと。

2023/02/25

 

最近、怖い夢ばかり見る。

玄関をノックされたり、刺されそうになったり。

 

一人暮らしが始まって、まだ心もザワザワするし、ホームシックになりがちだし、お金の面や新しい仕事のこともあって。

 

環境が変わるって、かなりのストレスだろうし不安なんだろうな。

 

理想の可愛いお部屋になりつつあるけど、

休日に誰かと遊ぶのを心待ちにしてるくらい心細いしさみしい。

 

 

iPhoneのメモアプリに、過去の自分がこう吐露していた。

そうだったっけ?

この日から半年後の私はあっけらかんとする。

 

確かに、慣れ親しんだ地元と両親の元を離れた当初は不安でいっぱいだった。

2月のまだまだ厳しい寒さもあいまって、1人の夜が心細かった。

 

シングルベッドをくっつけた壁越しに、隣人の男性の咳き込む声が毎晩のように聞こえて、

いくら木造アパートといえど生理現象の音すら筒抜けなのか?と先行きが不安になった。

(ちなみに、その男性は程なくして退去した。

ところが、チェンジした隣人の男性も、これまたよく咳をするので、「世にも奇妙な物語」のテーマソングが私の中で再生された。)

 

電話もかけれず、口を結んでじっと寂しさに耐える、ひとりぼっちの夜...

 

そんな夜もあったっけな!

 

大丈夫だよ、私。慣れだよ、慣れ。

寂しさも、心細さも、慣れて消えていくよ。

お隣さんの咳をBGMに爆睡できる日は近いよ。

お金もね、1人でやりくりできるか心配してるだろうけど、心配できてる時点で大丈夫。

 

むしろ、ちょいと節約しすぎ。

私が思っているより、お金って使ってもいいんだよ。

月10万円も貯金しなくていいし、食費に最低1万円かけてもいいんだよ。

 

そりゃあ、誰かと比べたら貰ってるお金は少ないだろうけど、一生懸命働いて得たお金には変わらないんだから、

おつかれさま、って私に使ってあげようよ。

 

なんでも、人と比べなくていいよ。

 

新しい仕事も、今ではどうってことないよ。

 

あのね、

慣れたのか、元からの素質か、幸か不幸か。

友達と遊ぶよりも、1人で過ごすほうが心地良くなるよ。

たいていの場所は1人で行けるし、行きたい。

 

 

そりゃあ、慣れたら慣れたで、また次の新しいことに不安を感じるし、

(今は、なかなか治らない皮膚トラブルに)

性懲りも無く人と比べて落ち込んだりするけれど、

(今は、スタイルが良い人や、恋人やパートナーがいて幸せそうな人と)

 

悪夢を見ても、

「なんだ、夢か。朝ご飯たーべよっ」

って切り替えられるくらいには、強くなったから。

 

 

どんどん慣れていって、人と比べないように、

一人暮らしを楽しもうね。