無事、おねえさんと共にグリーンステージにたどり着いた私。 時刻は9時過ぎ。 安心はできたが、ここからが勝負どころである。 なんせ、達朗の出番は、夜19時。大トリ1個前。 登場順は5番目だが、時間としてはあと10時間あるのだ!! その日の苗場の気…
金曜日。夜20時過ぎ。 高層ビルと煌びやかな光と喧騒が渦巻く、大都会東京駅に、およそ不釣り合いな姿で降り立つ。 おしゃれなスーツやドレスに身を包む人の中、 半端じゃなくでかいリュックを背負った、妙にスポーティな格好をした私。 なんとこのリュック…
ー 夢みたい。いや、全部夢だったんじゃなかろうか。 およそ一週間前の出来事を思い出すたび、そういう思いに駆られる。 だが、右腕の不格好な日焼け跡が、 脳裏に浮かんだ満面の笑みが、何度でも思い出させてくれる。 たちまち、私を苗場に連れて行ってくれ…
姉が帰ってしまった。彼女のいるべき場所へと。 またひとりっこに逆戻りだ。 人が喪失を実感するには時間を要するというが、姉と別れた3日後ぐらいに、通勤途中、自転車で爆走しながら、不意に涙を流すとは思わなかった。 正直、(今か~~~い)と思ってし…
本当は嫌なんだ。 サンダルやミュールを履くの。 外反母趾だから自分の足指の形も嫌いだし、 足の甲も大きくて、女の子にしては足のサイズも大きいし。 (のくせ、かかとは細くて、ストラップがないとカパカパするし!) ディスカウントショップに行けば、「…
「かわいい、かわいい、かわいい、ねえ...」 ー ここに、 youtu.be youtu.be とっくに流行りが終わりつつある曲を今更聴いて、憂う女がひとり。 いや、人気なのが頷ける、最高のアイドルソングなことは間違いない。キャッチーでポップ、 女の子の応援ソング…
... あーあー、 えー、ただいま時刻は深夜1時。 ...眠れないです。眠たいです。 3時間前にライトを消して、眠りについたはずなのに、おかしいな。 トイレに目覚めたわけでもなさそう。 ここ最近は寝不足も続いてる。 こういうのって、私だけじゃないんです…
なーんだ、雨は雪へと変わらないのか。 ちょっと楽しみにしていたのに。 今日は堂々と、お家でぬくぬくしよう~って。 窓の外の雪を眺めながら、あったかいお部屋でアイスも乙よね~って。 雨の中、オーケーストアまで自転車こいだのに。なーんだ。 ん、でも…
What's up? 私。 2025年、調子どう? ーーーーーーーー 年末年始、9連休は、瞬きする間に終わった。 直前に祖父が亡くなり、私も家族も、どこか上の空のまま、いわゆる喪中で迎えた新年。 いいさ。元よりこちとら無宗教だから。 クリスマスだって仕事しかし…
深夜1時過ぎ、なぜか目が覚める。 耳に届く、不可解な音に気づく。 ーーーーーーーー いつからか、寝つきが悪い夜にはAirPodsを装着して、ラジオや朗読を流して聴くようになった。 何か、不安ごとをグルグル考えてしまう前に、素早く情報を耳から入れて、思…
おーさむ、さむ。 ひび割れたガサガサの手で、キーボードをたたく。 はやく皮膚科でもらった、お薬を塗らなきゃ。 もうこんな時期か、それもそうだ。この地に来て、はや3カ月がたった。 季節は秋から冬に移り変わろうとしている。 毎年毎年飽きもせず、乾燥…
引っ越し、そして転職からちょうど一か月が過ぎた。 「もう、すっかり慣れました」なんて口が裂けても言えないほど、新たな環境に四苦八苦しているが、それでもどうにか落ち着いてきた。 先日、山下達郎のライブで購入した「SPACY」のレコードを聴きながら、…
提灯の灯りが、うんと好きだ。 カラフルでいて、おぼろげ。まるで夏そのものみたい。 私が暮らすこの町にも、"盆踊り大会"の季節がやってきた。 去年も会社帰りに1人で参加して、大いに踊りまくったものだ。そして、"1人盆踊り"ができたんだから、この先大抵…
"きょうは なんのひだか、しってるの?" "しーらないの、しらないの しらなきゃこのにっきよんでみて" ーーーーーーーー 誕生日から2日目。 今日も今日とてお仕事。 でも、お仕事の後にはとっておきが待ってる。 私の2日遅れのお誕生日会が待ってる。 それも…
ー ふんふんふんふふーん ふふふふふ ♪ ー ふんふんふんふふーん ふふふふふ ♫ いつにもましてご機嫌で、鼻歌が止まらない私である。 あの日からずっと、口ずさんでいるメロディ。 もしこの不可思議な文字列だけでお分かりの方がいたら、握手を求めたい。 ま…
4月。 信号待ちでぼーっと音楽を聴いていると、「突然すみません」と声をかけられた。 慌ててイヤホンを外すと、見知らぬ可愛らしいおねえさんの姿。 カラコンと濃いめのお化粧が印象的な、目力のある瞳でじっと私を見つめ、鮮やかな唇を開く。 「生保レディ…
自分を取り巻く環境と、自分自身の考えが、目まぐるしく形を変えはじめたこの頃。 私は変化を苦手とするので、イヤなことは一気にさっさと終わらせたい。いろんな変化を一度に迎えて、さっさと順応していきたい。 という偏った思考から、一度変化し始めると…
「あー、もうダメだ」 傘を投げ出し、濡れた地面に荷物を無造作に置き、空を仰ぐ。 道行く方々が、いったい何事かと横目で見ては通り過ぎていくが、そんなことも気にならない。 万策尽きる、とはこのことか。 「神は乗り越えられる試練しか与えない」という…
ようやっと、Get tired Week、もとい、ゴールデンウィークが終わった。 途中、左膝がなぜか鵞足炎になってしまい、階段の上り下りが激痛で、さらに生理痛も重なって、満身創痍だった。 最後の方はほぼ、ロボットのように惰性で働いていた。携帯のバッテリー…
世はGW真っ只中である。 かくいう私は、激動の五連勤を終え、今日休んだらまた怒涛の五連勤が始まる。 あゝ サービス業のさだめかな それでも今、心も体もぽっかぽかでフワフワなそのワケは、大好きな温泉に来ているから。 幼い頃から大変お世話になっている…
湯たんぽをしまった。 去年は3月10日ごろにしまった。 母に教えてもらったように、空焚きして、晴れた日にベランダで乾かして、そっとクローゼットにしまった。 達成感に包まれながら、すでに気分は春模様で、暖かな日々を楽しもうとホクホクしていた。 直後…
いろいろあって、文を書くことができなかった。いや、正直に言えば、書きたくなかった。 書きたくない理由は自分でわかっている。 配慮や忖度で、自分の中で表現が規制されつつあるのが心底イヤだからだ。 本音を言えない私の、自由な表現の場であり、秘密基…
ねえ、みて。 夢だったんだ。アンパンマンポテトを山盛り食べるの。 母がお弁当に、いれてくれたのがきっかけかな。ねだって、食卓にも出してもらった。一時期は、「好きな食べ物は?」って聞かれたら一番にこたえるくらい好きだった。 フライパンで焦げたの…
わたしの、いつもの、素朴で何気ない日常がかえってきた。 温かい拍手で、迎えてあげよう。 ーーーーーーーー 先日、仲良しの同期と「全プリキュア展」を見に行くことに。 2004年から始まったプリキュア。24歳の私にとってはまさに「ど世代」だ。 とはいえ、…
うーん、最近の日記、変に背伸びしすぎたかな。 自己満の備忘録でも、有難いことに読んでくださる方がいる以上、 自分なりに、文の校正に励んでいるつもり。でも、 書き出すと、どうしても堅っ苦しい文になってしまうし. 長くて読みにくくないかしら…なんて…
波乱の2024年の幕開けである。 私はといえば、五体満足かつ平穏無事に、 愛する家族と、穏やかに新年を迎えることができた。 実家で思う存分くつろいで、普段は口数の少ない父とたくさんおしゃべりできて、 母の美味しい手料理もお腹いっぱい食べられて。 A…
間もなく2023年が終わりを迎える、そんな中、私の2024年の抱負は、すでに決まっていた。 好かれるより、好きになる。 この言葉を、お守りのように胸に抱える1年にしたい。 ーーーーーーーーーー 今年は、自分自身について考える機会が多くあった。 自分の特…
携帯のメモアプリに、「ワード集」という怪しいタイトルのメモ帳がある。 「よしなに」「ご機嫌なナンバー」などなど、ずらりと並んだたくさんの言葉たち。 そのほとんどが、古めかしいというか、まあ、言葉を選ばずに言えば死語である。 他にも、アニメや漫…
昔から思い込みの強いところがあるので、 漢字の読み方や言葉の使い方を間違えては、家族に微笑み交じりに指摘されてきた。 そのくせ、やたらプライドが高いので、揚げ足を取られたように感じて「知ってるもん!」「いいんだもん!」とプンスカしてきた幼い…
「あーたいへんだ。」 このところ、私の中のプーさんがそうつぶやくことが多くなった。 ついでにいうなら、「どどどどうしよう」とピグレットも慌てふためいている。 師走。「お坊さんが走るほど忙しい」という俗説の通り、例にもれず私にもその波はやってき…